「司法書士」の兼業を考えるなかで、「土地家屋調査士」「行政書士」「税理士」の名があげられるようです。実際に1人の司法書士が「土地家屋調査士」「行政書士」「税理士」の資格をもつことで、仕事の依頼数を伸ばしているケースもあるようなのです。
たとえば新築の建物の登記を行う際には、「土地家屋調査士」が「建物の表題登記」を行うことにはじまり、その後、司法書士が「建物の権利の登記」を行う手順でありますので、司法書士と土地家屋調査士の資格をもち兼業できることは、手続き上の効率が良いとも考えられるのです。
「行政書士」「税理士」に関しましても、それぞれの専門分野における専門性の高い知識がお互いの業務の手助けとなるようなのです。