「司法書士」と聞いて即座にその職業の詳細を述べることのできる人は少ないのではないでしょうか。なんとなく法関係の職務であるような予想はたてられたとしても、細かな業務内容までをかいつまんで話のできる人はごくわずかであるとも思えます。司法書士制度がうまれてから140年以上が経過しているそうですが、その認知度はなかなか広まっていかないようです。司法書士の正体を知る人びとは、司法書士を登記のプロなどとも呼ぶようです。そもそも「登記業務」についてピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。「登記」とは、不動産などのにおける建物や会社の存在を公的に建物や土地の所有や会社の設立を公示するためのシステムであるようです。